【大阪・難波】美加佐(みかさ)

石畳のある景色が風情のある法善寺横丁。
そんな趣のある通りに入ってすぐにある「萬割烹美加佐」さんへ。

萬って今で言うと万とも表されて
あらゆるものとかすべてって意味かな、言霊の響きが良い。

【外観】


風格ある外観、
こういうゆったり時の流れていそうな雰囲気を醸し出しているお店って本当に興味をひくんです。

【店内】

1階はカウンター席のみ、2階はテーブル席になっているんだそう。
すっぽんの甲羅が吊るされていたり、重厚感のあるお皿や綺麗な小鉢が沢山で感じる昭和感。
見ているだけで楽しいなあ。

【メニュー】

メニューはカウンター前の黒板に。
割烹らしくお値段の記載がないので慣れていないとちょっぴりドキドキします。

着席して「お腹の調子はどうですか。」と聞かれたので
色々食べたい旨を伝えてちょこちょこっと多めの種類を出していただくことに。

【瓶ビール】

まずは瓶ビールで乾杯。

【突き出し】

着席するとなにやら揚げ物を・・・と思っているとげそ天でした。

お突き出しは山吹の煮浸し、揚げたてのげそ天ぷら、かきの有馬煮、赤貝の肝と菜の花酢味噌の4種類。
突き出しからにんまりしたのはここだけの話。

【椀物】

アスパラスープ。
丁寧に下処理された立派なアスパラをバターいりのお椀もので。
バターの甘味がほんのり香ります。

【造り盛り合わせ】


お造りは赤貝(かいひも付き)、しめ鯖、さより、ハリイカの4種類。

先ほどの突き出しに赤貝の肝がついていたので盛り合わせには身とかいひもの部分が入っていました。

【馬刺し】

馬刺しはたてがみと赤身の2種類。
付け合わせのおねぎを巻いていただきます。

【たこ煮】

はなわさびのそえられたたこ煮。
柔らかく甘みの感じる味付け。

【日本酒・美加佐】

日本酒はお店のオリジナル銘柄のものを。1合目は撮り忘れたので2合目です。笑

【軍鶏たたき】

店頭に提灯もでていた軍鶏のたたき。
その場で軽く炙ってくださって酒呑みにはたまらないアテじゃないかな。

肉の弾力がすんごくって旨味も濃厚。

【芽生姜甘酢漬】

箸休めに出して頂いた一品。
芽生姜を甘酢につけたもの。

【ばくらい】

ほやとこのわたの塩辛でつくられる”ばくらい”。


この塩分加減が採光に美味しくって。
高級珍味だと理解しつつも止まらない箸。

【ほたるいか炙り】

生の蛍烏賊を炙りで。
ほんのりレアになっており味噌の甘みと火入れした香ばしさが口の中でマッチ。

【日本酒・住吉】

お次の日本酒は住吉~

【皮鯨】

なにやら分厚い塊を・・・と思えば鯨の皮。
厚削りのかつおぶしがこれまた酒のあう。

【ふなずし】

知り合いからおすすめされていたぐなふしもオーダーしてみることに。
店主さんによると一番卵の詰まっている部分はすでにでてしまっていたので端っこの方ですが出していただくことに。

発酵食品なので酸味が多め。
苦手な方も多くいらっしゃるとききますが、
個人的には酒のアテって感じですんなり身体が受け入れてました。

【塩うに】

よかったら、と出して頂いた塩ウニ。
濃厚で香る若干の磯臭さも良かった。

【軍鶏たたき】

食べた衝撃が強くっておかわりした軍鶏のたたき。
やっぱり美味しい!!

【とりの釜めし】

鶏肉、干し椎茸、にんじん、ひじき、三度豆の入った釜めし。


よそって頂いて出来立てを。
具材ゴロゴロであつあつだから、そりゃもう・・・嬉しい溜息。

【つけもの】

お漬物はこんな感じ。
漬物まで丁寧に盛り付けられているのが嬉しいな。

沢山呑んで沢山食べてお会計はひとり2万円ほど。

こんなしっとり昭和な空間で毎日過ごせたらなあと思ったり。
とっても贅沢なひとときでした。

ご馳走さまでした!

ー 店舗情報 ー

◆店名:萬割烹 美加佐(ミカサ)
◆電話:06-6211-6665
【定休日】木
【営業時間】15:00~22:00
【店舗所在地】大阪府大阪市中央区難波1-1-20

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