【大阪・難波】アルファベット頭文字はA。その先は・A-STORE(エーストア)

見向きもしていなかった裏路地のビル。
決して暗い通り、というわけでもなく、人気店も並ぶ路地裏。

人間はわかりやすいもので暗がりに明かりが現れると「あ、ここに建物があったんだ」と気づく。

【外観】


目印は橙色の「A-STORE」と書かれたネオン管。
「アンケラソ」や「日本酒と私」、「福太郎」など裏なんばの人気店が顔を連ねる路地裏だ。

【店内・カウンター】

緑のモザイクタイルの敷かれた入口を通って階段をひとつずつ登っていくと、2階にみえてくるお店こそが「A-STORE」。


外からみえるのは大きなガラスの扉にカッティングシートの赤文字で縦に入れられたカタカナの「エーストア」、そして楽しそうな表情を浮かべた人々が立呑む姿。


入ってすぐのカウンター席は少し小さめ。5、6人立てばいっぱいといったところかな。

【店内・厨房】

そして、小さめのカウンターの奥には忙しそうに動く厨房のスタッフさん。

【店内・奥テーブル】

満席になれば40名ほどは立呑むことのできそうな店内は調理、ドリンカー、ホールを合わせて4、5人でまわされている。
奥には半個室のような造りのテーブル席も。

【店内・その他】


オーナーの松山直樹さんは八尾のご出身、人気居酒屋「醸菜松やま」を営まれていたのですが、このたび心機一転難波へ進出。

アパレルや家具、食器、食材などアンテナをたてられていた分野は広く、人柄もあって繋がりは流石のもの。
お店をされるにあたっても自らタイルを買付にいかれたり、お皿や徳利、照明など色々お店を見渡してみるとも「おしゃれ」と思わせるポイントがたくさん見つけられるのが楽しい。

【メニュー】


「信州大王いわな」などあまり見かけない魚のお造りや醪みそを合わせたなめろう、岩見ポークと河内鴨のつくねなど食材の組み合わせをみてもセンスを感じる。

あれ?ドリンクメニューも面白いやん!と思ったあなた。
ドリンクは以下紹介していくのでしばしお待ちを・・・

【氷レモン酎ハイ】\380

凍ったぶつ切りレモンがゴロゴロ入った「氷レモン酎ハイ」。
溶けるまでに時間がかかるので、そらもう・・・追い酎(280円)でしょう。

【砂ずりのナムル】\380

すぐでるやつ、砂ずりのナムル。
コリコリなんだけどコンフィのようにしっとりもしていて丸みのある食感。

【平あじと醪みそのなめろう】\380

白みそあたりはよく見かけるけど醸菜松やまさんで目を引いた醪みそは鮮魚の甘味を引き出してくれる。

【角ハイボール】\380

薄張グラスからの見える飴色が綺麗な角ハイボールはレモン入り。

【河内鴨ロースの冷やし煮】\580

エロピンクな河内鴨ロース。
冷製にしてあるので旨味がぎゅっとロース肉の中に詰まっている。いわゆるカモネギになっている付け合わせのネギも地味に好きだなあ。

【BROOKLYN RIBBON FRIES のオリジナルジンジャー酎ハイ】\500

ブルックリンリボンフライのジンジャーシロップを使用したオリジナル酎ハイ。
ジンジャーシロップなので甘みが多いのだがこの味わいぜひ一度ご賞味あれ。

【石見ポークと河内鴨のつくね】\380

しっかりした弾力のあるつくね。
ふわふわタイプが好きな方だとん?っと一瞬首を傾げたくなるかもしれないけれど、食べ進めていくうちにうんうんと首を縦に振りたくなるつくね。
粒マスタードの酸味が肉の旨味を引き立てる。


このときはブルックリンリボンフライのジンジャー酎ハイと合わせて。


ちなみに炭火焼料理はカウンター前の焼き場でひとつひとつ丁寧に焼いてくださる。
食材に炭火があたってじっくり焼きあがっていく様子を眺められるのもカウンターの特権。

【バナナスムージー酎ハイ】\480

「はい、バナナシナモン」といって目の前にだされたストロー付きのドリンクこそバナナスムージー酎ハイ。


顔をグラスに近づけるとふんわりシナモンの香り。
ミキサーにかけられたとろっとろのバナナスムージーは酎ハイの量を調整できるようなのでアルコール苦手な方にもおすすめ。


2019.10.18 難波の地に突如現れた新星酒場。
頭文字のAはアルファベットのようにB、C、D…と続いていくのか。今後の展開が楽しみで仕方がない。

ご馳走さまでした!

ー 店舗情報 ー

◆店名:A-STORE(エーストア)
◆電話:080-2484-3935
【定休日】不定休
【営業時間】17:00~翌2:00(L.O.翌1:00)
【店舗所在地】大阪府大阪市中央区千日前2-7-8 日の出ビル 2F

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