【大阪・梅田】並んでまで見たい光景と味わいたい空気感・酒処 わすれな草(わすれなぐさ)

並ぶのは嫌い。
嫌いって言葉は嫌いだけどここはあえて嫌いと表現しておこう。

右にも左にも後ろにも・・・酒場が沢山存在しているはずなのに人々はなぜ並ぶのか。
そんなことを考えてもキリがないのだけれども。

今宵は兎にも角にも並ぶことが嫌いなはずの自分が久しぶりに並んだ酒場、「大衆酒場わすれな草」さんです。

【外観】


ホワイティ梅田の泉の広場が無くなり周辺が改装されたエリアに移転してこられた「わすれな草」さん。

肥後橋エリアで頭一つ抜き出て人気だったこちらのお店は
前店は立ち飲み店、今回は座り呑みの酒場に。

移転してきて間もないのですが昼の11時~開いているお店はオープンと同時に人が訪れ、
早々に人気酒場の仲間入りです。

時刻は平日の16時半、私が到着した時には並びは2組。意を決して並びます。
そのあとはどんどんと行列ができあっという間に軽く1時間以上は待つであろう行列に・・・

【店内】

少し待つとカウンター席に入れていただけることに。

入って左側が厨房に沿うようにして奥までカウンター席、右側はテーブル席という店内レイアウト。
全部で37席ほどだそうです。

【メニュー】


東梅田の「酒場やまと」、難波の「酒処さつき」、天王寺駅ミオキッチンの「酒処つかさ」などが系列店。

活車海老のおどりや、お造り、ローストビーフ、カレーリゾットなんかが有名で
鹿やいのししのジビエ料理が加わっていたのが目をひくメニュー構成になっています。

そして、私がこのお店に並んだ理由。

常に楽しそうに動き、声を出す。
でもおちゃらけすぎず決して客に不快感を与えない絶妙な接客。
そして客を意識したパフォーマンスとオーダー商品をどんどんとさばいていく手際の良さ。

肥後橋にあった前店に訪れた時に衝撃を受けたのは料理より何より店長さんだったんです。

店長さんをみているだけで生ビール1杯のめちゃうような、
そんな気がするほど衝撃を受けたお方が、心機一転座り店ではどんな動きをしているのか気になって気になって仕方なかった。

これこそが並ぶことが嫌いな私が並んだ理由。

やっぱり店主さんの動きは健在、
入口付近の調理場で楽しそうにパフォーマンスする姿をみて微笑んでしまったなあ。

オープンしたばかりということと時間的になのか厨房、ホールには合わせて10人ものスタッフが。
移転オープンの意気込みがひしひしと伝わってきます。

【生ビール】\390

この日一杯目はビールから。

【相生産・生牡蠣ポン酢】\680

朝から何も食べず一食目だったので生ものから!牡蠣ポン酢をいただきました。

5粒ほど小皿の中に浮かべられる牡蠣をすくって口に含むと磯の香りが広がります。

【活車海老おどり】\1尾180 ※写真は2尾

名物である活車海老は生きている状態でお頭を外されたものを新鮮なうちにいただきます。

自分で皮を剥いていくのですが、動く海老に叫び声をあげながら悪戦苦闘するお連れ様笑

お頭は塩焼きになっており、全部ぱくぱく。
まさに大人のかっぱえびせん!

【ローストビーフ(たたき風)】\480

たたき、わさび、ユッケ風の3種盛合わせ(980円)なんてのもありましたが、
色々食べたかったのでたたき風をチョイス。

【お造り3種盛】\580

お造りはサーモン、たこ、たい、はまち。
あれ4種?嬉しい心意気。

【いのしし・バラ肉串焼き】\1本180 ※写真は2本

ジビエはいのししの串をセレクト。
塩加減濃いめ、脂がたっぷりでハイボールやビールなど炭酸系の酒に合わせるとグッド。

【チキンカレーリゾット(全部のせ)】\480+380

〆にはチキンカレーリゾットを。
リゾットになっているカレーにはオムレツとルーのトッピングが可能。

チキンカレーに380円支払ってオムレツとルーの全部のせトッピングをして
見た目豪華、酒場の贅沢。

卓上に置いてある自家製のガラムマサラをかけると
酸味の効いたチキンカレーがちょっぴりスパイシーな味わいに変化してこれが意外と癖になるんだな。

最後には店長さんの「嬉しかったです~」の一言でお見送られる。
店員さんも皆さん心地の良い接客の方ばかりで並んだこともすっかり忘れてしまいました。

またお邪魔します、
ご馳走さまでした!

ー 店舗情報 ー

◆店名:酒処 わすれな草(ワスレナグサ)
◆電話:06-6362-5077
【定休日】不定休
【営業時間】11:00~23:00(ラストオーダー22時)平日はお席2時間制、土日祝は90分制
【店舗所在地】大阪府大阪市北区小松原町梅田地下街 ホワイティうめだ イーストモール

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