【兵庫・武庫之荘】高坂鶏を使った焼鳥おまかせコース・焼鳥谷口

しばらくおさぼりしていたブログもまたちょくちょく更新していきます。
いつもみて頂いてありがとうございます!

色々と食べ歩き飲み歩きをしているうちに
ずっと恋焦がれていた予約困難店の焼鳥屋さんに初潜入!

ご縁を頂き「焼鳥谷口」さんへ。

【外観】

阪急梅田駅から神戸三宮方面へ少し向かった武庫之荘駅にて下車。
南出口よりロータリーを抜けて南にすすむと大通り沿いに佇む和モダンなお店こそ谷口さんです。

こちらのお店では世界唯一の無菌鶏である高坂鶏という鳥の種類を使うことで有名なのですが、
この高坂鶏は扱うのがとても難しいとされている地鶏なんです。

だから扱い手によって鶏を最大限に活かすことも
逆に言えば殺すこともできてしまう。

そんな暴れ鶏を手名付けていると
2018年にお店をオープンされ、瞬く間に予約困難店に。

通常、18時~と20時半~の2部制となっているのですが、
時期柄なこともあり特別枠の13時半からの貸し切り会にお邪魔させていただきました。

【店内】

店内は厨房側のモルタルの壁と木目の入った木板張りのカウンター側の壁。
客席側からみると屋台のような油はね防止のお洒落な室内窓の中に焼き台が設置されているレイアウト。


焼き台の前では店主の谷口さんが焼鳥の準備、
女性のスタッフさんが2名働かれていました。

8人に対して3名のスタッフさん・・・
手厚い対応です。

【メニュー】


ドリンクメニューの他に一品も記載されていました。
おまかせコースだったのですがこちらの中から追加も可能なのかなあ。

【生ビール(アサヒスーパードライ)】

ファーストドリンクは生で!泡がクリーミーですっと飲めちゃいました笑

【瓶ビール(サッポロラガー)】

キリンの一番搾りかサッポロのラガーがセレクトできたのでサッポロの赤星をチョイス!
生ビールがアサヒだったのでメーカーの好みに合わせて選べるのが嬉しいポイント。

そしていよいよコースが始まります。

【むね肉の刺身】

まずはお造りから。
あっさりした胸肉、かと思いきや熟成させているのかもっちりとした肉質で口に含むとねっとりと絡んでくる。
出汁醤油につけた瞬間に綺麗な脂が醤油に広がりました。

穂紫蘇をのせていただくと爽やかな味わいが加味されてグット。

【肝刺身】

次は肝のお刺身。
白きもがまな板の上でカッティングされていきます。


ごま油、淡雪塩、その上から金胡麻のかかった肝のお造りですが、
これがもう生チョコのような食感!

すっと口の中で溶けるのではなく、
口の中に含んだ温度に反応して絶妙な加減でじんわりとろけ出していきます。

辛いかなと思った塩はちょうどよい塩梅で、
味わいは臭みはないのですが肝の旨味がしっかりと感じられました。

【日本酒・出雲富士】

日本酒にも突入~

【胸肉わさび】

皮目の焼かれた胸肉はおろしたてのわさびとともに。
パサつくことの多い胸肉ですが水分がたくさん含まれしっとりかつあっさり。

このわさびが全く鼻につーんとこなかったのでもう少し鼻に抜けるタイプのものでも相性よかったかも。

【箸休め・鬼おろし大根】

焼鳥の箸休めに荒く下ろされた大根おろしがサーブされます。
こちらはゆず皮がふられていて上からポン酢がかかっているタイプ。
おかわりできるとのことでした。

【つくね】

まずはつくね。
目の前で成形されて焼かれたつくねはなんと中がレア!


なんこつや蓮根、長芋などの食感の強い部位や食材は入っておらずミキサーされた鶏肉のみ。

合わせている部位は不明ですが、
中から水分がしたたる程柔らかくジューシーでした。

ちなみに柔らかすぎて、写真撮っている間に串から抜け落ちそうだった苦

【ねぎま】

むね肉と白ネギのはさまれたねぎま。
胸肉ですが、分厚い皮つきで外がパリッと焼かれており食感が良い。
ねぎは口に含むと中から葱独特の香りと旨味があふれ出します。

【マッシュルーム】

野菜串にマッシュルーム。
これまた水分がすんごかった!

串焼きって写真撮りたいんだけど、タイミング逃すと余熱で串の中からどんどん旨味成分が逃げ出してきてしまうから
本当に一瞬で撮って食すことを心がけています。

【手羽先】

こちら手羽先。
高坂鶏は結構筋肉質な鶏なので手羽先もかなり食感つよめ!
骨からの身離れもそこまでよくないのですがその分噛み応えがあって密かに骨周りの肉をしがんでいた私(笑)

【ももたたき】


お次はもも肉のたたき。
一度焼いて旨味を閉じ込め二度焼きにされたもも肉。

皮の部分がかなり分厚いのですが、
上にのっている紫蘇や白ネギの野菜とともに食べると意外にもあっさり!

噛むと脂の甘みが口の中で増していきます。

【日本酒・大地】

二杯目~は嘘で(笑)
お隣さんのをとらせていただきました。

【箸休め・きゅうりとみょうがの浅漬け】


焼鳥の脂を落としてくれる箸休め2品目は浅漬け。
胡瓜と茗荷入りで見た目の薄色に反して味付けは結構しっかりめ。

これだけで日本酒が呑めてしまう・・・
ちなみにこちらはおかわり不可とのことでした。

【厚揚げ】


ファンの多い谷口さんの厚揚げは表面さくさくで中のお豆腐は柔らかく濃厚!
かかっている出汁醤油と鰹節でさらに旨味アップ~

のどごしよいのであっという間に平らげた・・・

【日本酒・播州一献】

どんな時もブレない播州一献。
蔵が元気になってくれてよかった!

【ささみわさび】

色づきの濃いささみは目の前でカッティングされ串打ちしたものを。
かなりレア目に焼かれていました。

【コース途中のカウンター】

ふと横をみると幸せそうなひとたちのラインダンス。
この光景が好き。

【日本酒・花見口万】

香り華やかなロ万。
でも味わいは後味すっきりで結構好きなんです。

【れんこん】


炭焼きされた蓮根は熱々のうちに~
ほくほく。

【レバーパテ】


一品は可愛い小皿にのせられてやってきたレバーパテ。
ひと口サイズでしたが焼き台で焼かれたほんのり温かみのこるバケットに乗せるとかなり伸びがよく
このひとかけらの量でも十分に楽しむことができました。

【もも】

コース最後の串焼きはももで。
やはりしっかりとした肉質の鶏。
噛めば噛むほどに旨味が現れてきます。

この日初のタレ焼きだった!
さらっとして甘みのあるタレ。

ここから〆だったのですが、追加ができるとのことで以下3本をリクエスト~

【追加・砂ズリ】


エッジのきいた砂ズリ。
1個付の丸いタイプも好きですが、角ばった形もよいなあ。
中はほんのり桜色。

個人的にずりの表面の水分はもう少し飛ばしている方が好みでした。

【追加・ふりそで】

皮と身をバランスよく楽しめるふりそではあれば必食。

【日本酒・田中六五】

辨天娘はちょっと重いなあ・・・でもちょっとしっかりめがいいなあ・・・
で悩んで最後は田中六五を。

いつも田中六”十”五って書いてなかったっけ?このエチケットだけ?!

【追加・つくね】


つくねはおかわり。
またまた串から落としそうになりました笑

【とりスープ】

最後の〆はとりスープ~
清湯であっさりなのですが旨味が濃厚。

【ももと新生姜の土鍋ごはん】

土鍋で炊かれたごはんも登場。
8人で3合分。
お茶碗に軽くついでくれるので足りない方はおかわりしてOK。
私はどさくさにまぎれて3杯。わわわ

扱いの難しい高坂鶏を手名付ける谷口さん。
特にお造りは感動的でした。

ご馳走さまでした!

ー 店舗情報 ー

◆店名:焼鳥 谷口(ヤキトリ タニグチ)
◆電話:06-6436-1194
【定休日】月、第二・第四火
【営業時間】二部制・18:00~、20:30
【店舗所在地】兵庫県尼崎市南武庫之荘3-36-6

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。