【大阪・豊中】若き36歳の挑戦、豊中エリアの新店割烹・京料理 木村(きょうりょうり とよなか)
豊中駅から徒歩5分ほどのところにお店を構えられている「京料理 木村」さんへ。
木のあしらい豊かな外観は清潔感たっぷり。
【外観・メニュー】
夜のコースは3500円、5000円、10000円の3つ。
ランチタイムは1500円とミニコース2500円の2種類あって意外にもリーズナブル。
【店内】
店内も和の雰囲気漂う空間。
新しい白木ひのきのカウンターが良い仕事してる。
店主木村さんはミシュラン星付き京都・修伯(しゅうはく)さんのご出身。
20代のころはサラリーマンとして生活し、24歳で脱サラ、飲食店の世界へ飛び込まれたんだとか。
右も左もわからない中、修伯さんに出会い、このたび豊中にて36歳で独立。
北摂エリアには割烹や和食好きな方には有名だろう名店が点在しているの豊中という地を選ばれたのは生まれも育ちも豊中だから。
【ドリンクメニュー】
ドリンクも良心的なお値段設定。
【先付・トマトジュース】
先附ででてきたトマトジュース。
透明な色味に違和感と驚きをおぼえるも口に含んでみて納得。トマトだ・・・
繊維を壊して越しているから透明な色味になるんだそう。
お写真を撮り忘れたが乾杯はビールで。
【お野菜の前菜】
前菜のお野菜は彩り豊かな盛り付け。
素揚げ野菜に紅大根、ヤングコーン、ハスの茎、きゅうり、冬瓜、カブかな?
一番手前には大吟醸酒でテリーヌされたフォアグラに海ブドウのせ。
【日本酒】
華やかですっきり目の日本酒で・・・とお願いすると出してくださった3種類。
鳳凰美田を徳利で、打ち出の小づちがめでたい。
【椀物】
椀物は蒸しあわびのあしらわれた真丈。
島根の3年物のあわびを使用されているそうで真丈の中には大ぶりの北海道産の活ホタテが入っており食べ応え十分。
使われているお出汁は提供の直前にひいてくださっていたもので煮出す温度に至るまでこだわっておられる。
【お造り】
お造りは盛り合わせで。
漬けられたとろかつお、炙り鰆、ぶり、大間の本マグロの4種類。
【焚物】
焚き物は茄子の揚げ浸し、タコの柔らか煮、カモロース。
噛むたびに旨味がじゅわーっと口に広がる。
【あゆ寿司・いちぢく田楽】
おすの鮎を使用したあゆ寿司と酢味噌をあしらったいちぢくの田楽。
あゆは骨、頭まで全ていただきます。
【日本酒・荷札酒】
【肉・鹿児島黒毛和牛】
鹿児島産黒毛和牛のとんび(とうがらし)のステーキ。
とんびは牛の肩から腕にかけ肩甲骨付近の部位で牛1頭からわずかしか取れず希少なお肉で赤身が強く、うま味、肉汁が抜群~添えられた栗のチップとともに。
トマトの中にはミンチとマッシュされたジャガイモ、玉ねぎ入り、料理名は「トマト肉じゃが」で口の中で合わせると面白いひと品。
【汁物・フォアグラとアスパラ】
前菜に使われていたフォアグラが再び登場。
長崎県産のアスパラと共にいただきつつ、全ては食さず残すのがポイント。
残したフォアグラは溶かして全てをひとつにした状態でお出汁をいただく。
フォアグラが溶け込んだお出汁は濃厚で甘み・旨味たっぷり。
【飯・白米上澄み】
炊き立てむらし前のごはん上澄み部分をおすそわけ。
【飯物・はもご飯】
先ほどごはんをむらして、器に盛り付け焼かれていたはものかば焼きが敷き詰められたはもごはん。
【水物】
◎梨
◎本みりんアイス・くずもち
◎みかんゼリー
◎ヌガーグラッセ
◎抹茶
デザートはひと品かと思いきや4品も提供され、まるでミニコース状態に。
京都にてデザートがコースで提供され話題になっているお店があるのだが、そちらをヒントにがっつりデザートだけでなくお料理を楽しんでもらったあとにデザートをミニコースにしてみてはどうかとチャレンジされているそう。
おひとりで切り盛りされているので時間にゆとりある時がおすすめ。
ひとつひとつその場で作られ盛り付けられていくお料理の数々にきっとテンションあがること間違いなし。
ご馳走さまでした!
ー 店舗情報 ー
◆店名:京料理 木村(キョウリョウリ キムラ)
◆電話:06-6842-7906
【定休日】水曜
【営業時間】(昼)12:00-14:00(夜)18:00-入店(最終入店19:30)
【店舗所在地】大阪府豊中市本町1-13-17
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