【大阪・難波】千日前北が湧いた日・Utage dotonbori（ウタゲ ドウトンボリ）

難波エリア大人気のスタンド「Utage（ウタゲ）」さんが、
『Utage dotonbori（ウタゲ ドウトンボリ）』として日前北・道頓堀近くに移転オープンされた日。

２０２０年６月２０日、千日前北が熱く沸いた日。

オープン４日目に伺ってからだいぶと日にちが経ってしまいましたが・・・
本日は、地中海イタリアンとナチュールワインの豊富なスタンド『Utage dotonbori（ウタゲ ドウトンボリ）』さんをご紹介させていただきます。

【外観】

グレーのシックな外観にさりげなく存在感を放つロゴ看板とそれを照らすシンボリックな照明。
少し奥まった入口からほのかにもれる灯と楽しそうな声に思わず足をとめてしまいます。

【店内】

移転前、基本的に週末の一見さんはお断りのお店、
１０人も入れば満席だった（最高２０人くらい入ったと店主さんが言ってましたが笑）箱のサイズが格段にアップ。

厨房を囲んでL字型のカウンター、そしてその周りをさらに囲むようにテーブルが４つ程の店内レイアウト。
満席になったら何人入るんだろう・・・４０人弱入れるんじゃないかな？

箱のサイズが大きくなるってことはそれだけスタッフさんも必要になってくるってこと。

しゅうちゃんの愛称で親しまれる店主・桝田修平（ますだしゅうへい）さんがひとりで立たれていたお店も
パートナーである猪鼻さんが仲間入りして箱のサイズアップへの準備は万端。

ふたりが調理場に立ち、
その他２～３名のスタッフさんがドリンクやテーブルサービスを行われています。

周りをぐるっと見渡せばナチュールワインの沢山収納されたワインクーラーもお店の一角に鎮座。

【メニュー】

メニューは写真を参照に。

スタンドの良心的な価格で気軽にイタリアンがいただけるので
そりゃ人気でない訳ないでしょう？

移転したからと言って大幅なメニューの内容や金額が変更されていないのもポイント。
常連さんを多く持たれているお店、そして常連さんを大切にしてきたお店だからこそ
これから新しく来るお客さんを見るだけでなくこれまでお店を育ててくれた常連さんにも今まで通りのクオリティと安心感を。

そんな店主さんの気持ちも垣間見えました。

【生ビール（アサヒ生ビール・マルエフ）】/３８０

移転に伴ってビールの銘柄がサッポロさんのサッポロ黒ラベルから
アサヒさんのアサヒ生ビール（マルエフ）に。

どちらもおいしいけれどマルエフも呑みやすくって好みです。
忙しい合間にもちょこちょこポージングきめながら構ってくれる店主しゅうちゃん笑。

【三重・活カンパチのカルパッチョ】/６００

カンパチをカルパッチョで。
のっけられた黄と赤のパプリカ入りの特製ソースがよく合う。

某寿司屋のオーナーさんみたいにポージング～
きまりました！

【和歌山・カツオのカルパッチョ】/５８０

かつおは赤皿で。
お皿とはそのお店の料理を現すひとつの大切なアイテム。

ねぎ、みょうがと紫ぎゃべつのカイワレかな？
食材の風味を引き立たせてくれるたっぷりの薬味たち。
散らされた食用菊の花びら、周りにぐるっと弧の描かれたバルサミコソースが綺麗。

男性のみなさん！
立呑みだけどさ、ここなら絶対デートに使える！！女子絶対喜ぶから！笑

【ブラックニッカハイボール】/３５０

ハイボールはアサヒさんのブラックニッカ（３５０円）、サントリーさんの角（４００円）や山崎・白州（５５０円）と
ウイスキーの種類が選択できたので味わいのあるブラックニッカで。

ちょっと鼻に抜ける味わい、そして独特な風味が個人的にお料理に合う気がするんです。
偉そうに言ってますがビールもウイスキーも日本酒も実は気分で選ぶタイプかも・・・な。

【じゃがブルー改】/３５０

前のお店からの人気メニュー「じゃがブルー改」。
ブルーチーズ入りのポテトサラダです。

これはごめんなさい、
ブルーチーズがポテサラの中に入っているのか、
はたまた上からかけられるソースに入っているのかは定かでない。

詳しくはしゅうちゃんまで～

【しし唐のスペイン風素揚げ（ピミエントスパドロン）】/３００

常連のお客さんがおすすめしていたしし唐を素揚げしたピミエントスパドロンを。
小さいしし唐が沢山お皿に入っているのでちょこちょこつまめるのが嬉しい。

しし唐の苦みが良き酒のアテになります。

【鴨ロースと白桃のブレゼ】/５８０

これ面白いよとしゅうちゃんがおすすめしてくれたひと品。

鴨ロースと白桃を少量の水分でじっくり蒸し煮にして冷製に仕上げたもの。
ブレゼってフランスの料理法のひとつなんだそうです。

【トリッパのトマト煮込み　燻製芋ペースト添え】/５５０

トマト系のお料理が頂きたくなってトリッパ（ハチノス）のトマト煮込みを。
燻製、そしてペースト状にされたお芋とともにいただきます。

煮込まれたトリッパの粘度のあるソースはバケットよりマッシュポテトと合わせるのが好き。

【ワイン】

ワインはこんな感じといえばおまかせで出していただけます。
グラスで色々楽しむもよし、ボトルでしこたま楽しむもよし。

【香草一口カツと香草デミグラスソース】/５５０

おつぎは揚げ物を。
お料理をはいっと手渡してくれたメインスタッフいのっちこと、猪鼻くんの素敵笑顔の瞬間をカメラに収めることに成功。
きらきら輝く笑顔ってほんと見てる方も幸せになれる。

猪鼻君は以前肥後橋エリア人気のイタリアン「チュカテ」グループで働かれており、
しゅうちゃんも認める料理の腕前。

甘いマスクにみんな嫉妬しているのか「イキっている」と仲良しならではのいじりを受けていることも笑。

ひとくちカツって大きさ、分厚さ、揚げ方など、
「これだ！」ってものが自分の中であるのですが、ウタゲさんのは理想に近いんだよな。

かけられているデミグラスソースとともにサクッとした揚げたてのカツを大きな口でかぶりつきます。
ビールでもハイボールでもワインでも合うから不思議。

【マルゲリータ】/６５０

最後はピザで〆。
しっかりとしたサイズ感のあるピザをこのお値段でいただける幸せ。

凝った食材を組み合わせたピザが沢山あるけれど
シンプルなものが良かったりしませんか。

トマトソースにバジル、チーズのシンプルなマルゲリータ。

結構ボリュームがあるのでひとりできたときなんかは
びよーんとチーズ伸ばしながら仲良くなった周りの方々とシェアしていただくのもウタゲさんの楽しみ方のひとつかも。

お料理とお値段はもちろん、
店員さんの想いこそが『Utage』さんの人気の一番の理由だと思います。

ちなみにお店の内装は壁面のタイル貼りなど
常連さん方と協力して作り上げられた部分が沢山、
みんなに愛されているお店だってことがよくわかるから。

移転前のお店は、建物の建て壊しが今年の１０月にあるので
そちらまでは２店舗同時にあけたり、人手のないときは前店舗のみでスタッフさんを減らして営業されたりと色々なパターンでウタゲさんを楽しむことが可能。

「新規で入れない！」、「どうやったら入れるの？！」と話題だったスタンドも
箱のサイズがアップしてタイミングがあえばだれでも入りやすくなりました。

ぜひUtageワールドを楽しみに行ってみてくださいね！
ご馳走さまでした！

ー 店舗情報 ー

◆店名：Utage dotonbori（ウタゲ ドウトンボリ）
◆電話：
【定休日】不定休
【営業時間】17:30-24:00（変動アリ）
【店舗所在地】大阪府大阪市中央区道頓堀１丁目２−１２
【SNS】@syuuhei1