【兵庫・明石】昼網で昼下がりの一杯を・立ち呑み処 たなか屋(たなか酒店)
1週間で2度もこの地を踏むとは思っていなかった街、明石。
角打ちがいいなあと思っている私にとって明石にきたら一度は訪れてみたかったお店、『立ち呑み処たなか屋』さん。
お店の定休日とタイミングが合わずこのたび初めての訪問です。
【外観】
お隣が「たなか酒店」になっていて軒先には沢山のお酒が販売されています。
訪問時間は昼さがりの3時頃。
噂には聞いていたもののちょっぴりなめていた・・・
やはり人気店満員御礼お断り。
待ち人数は4名でした。
こういう立ち飲みでは珍しく、
席があけば連絡をくださるとのことだったので連絡先を伝えて1時間程周辺で時間をつぶしていると「ぷるるるる」と着信がありまして。
やっとの思いで入店です。
【入口】
入口までズドーンと続くストレートの長い廊下。
店内へ入るところが高さが低くなっているので頭を少し下げて中へ入ります。
【店内】
店内はL字型のカウンター席、その周りの隙間に丸い樽のテーブルがふたつ程、
超満員の中、奥のトイレ前樽テーブルに案内頂き立呑ませていただくことに。
超満員の店内は熱気むんむん。
テーブルの上には番号の書かれた札が置かれており、
カウンターの中から店員さんが「○○番さん」と呼ぶたびにドリンクや料理がカウンターのお客さんからバトンリレー形式で卓上まで到着するシステム。
店員さんは大将らしき男性の方がひとり、その他はすべて女性の方でした。
【メニュー】
メニューはカウンター前のボードや樽テーブル側の壁などにかかれています。
ちなみにアテメニューは店内に一箇所掲示になっているのでテーブルだと少し見にくいです。
【生姜のお酒(湯割り)(390円)】
午前中からだいぶとはしご酒をしてきていたのでまずは優しそうな生姜のお酒から。
身体をいたわる湯割りで・・・
ソーダ割は+100円みたい。
後半に尻あがりになってきた食欲のおもむくままそれぞれに食べたいものをオーダーしていきます。
【お造り(各680円)】
まずはお造りから。
魚の棚商店街で昼サガリにでていた「昼あみ」の魚もお店に仕入れられているようで
昼あみと書かれたお造りたち。
天然はまちとメイタガレイ、イカっていました。
醤油はこだわりの手作りなんだそう、甘めの味わい深いお醤油。
【こかぶとひのなの浅漬け(290円)】
こかぶのねっこの土のミネラル感までたっぷり漬かった浅漬け。
漬物で呑むっていいよねえ。
【小松菜と豚バラ煮びたし(390円)】
煮びたしは温かい状態で登場、豚バラの甘い脂と小松菜の苦みが出汁に馴染んでよく合います。
【たなか屋のぬか漬け(300円)】
これ!お店の名前もついたぬか漬け。
ボリューム満点の美しいぬか漬けにはすりごまと七味がかかっていました。
ちょっぴりぬかの酸味を感じるのでお醤油を垂らすとこれが見事にマッチ!
【ベトナムチキンカレークリーム(590円)】
煮込まれてしっとりしたもも肉、エスニックな一品。
【ちくわ磯辺揚げ(420円)】
弾力と魚の風味豊かなちくわをあおさ入りの天ぷらにした磯辺揚げ。
からっと揚がっているんだけどねりものの弾力がすごいので食べ応えがあります。
【明石たこ天ぷら(690円)】
こちらはたこの天ぷら。
明石だから明石のたこ。
【カチョカバロチーズバケット(490円)】
このタイミングでの炭水化物がめっちゃうれしかったバケット。
濃厚なカチョカバロチーズの他にもブルーチーズやラクレットチーズなど色んな種類のものがメニューにあったので
再訪した時には他のも頂いてみたいな。
【神戸牛肉豆腐卵入り(490円)】
卵が入った肉豆腐は神戸牛を使用、
食感の強いもめん豆腐に牛のスライス入り、玉子は後入れでレンジでチンしているようでとろとろでなく結構黄身は固まっていました。
でも汁も飲み干しちゃう味わいの良さ。
【お造り盛り合わせ】
みんな昼あみの魚に嵌ったみたいでお造りアゲイン!
「食べれるようにちょこちょこ盛り合わせしようか」と提案してもらったのでお言葉に甘えてみました。
メイタガレイ(二回目)、よこわ、いわしの酢〆、たこの頭、たこと見た目からおいしさの伝わる魚の盛り合わせ。
食べると脂ののり具合、弾力、味わい・・・三拍子で美味でございました。
満席でも電話をかけてくださったり、店内料理のバトンリレー、
こだわりの酒と肴に大満足。
ホスピタリティの溢れる明石の人気酒場でした。
ご馳走さまでした!
ー 店舗情報 ー
◆店名:立ち呑み処 たなか屋(たなか酒店)
◆電話:078-912-2218
【定休日】水・木
【営業時間】【月~金】
12:00~14:00(L.O.13:30)、17:00~21:00(L.O.20:30)【土日祝】12:00~18:00(L.O.17:30)
【店舗所在地】兵庫県明石市本町1-1-13
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