【大阪・今里】伝説の名店・チッチン貴島
大阪・近鉄今里駅のほど近くに伝説の名店がありました。
その名「キッチン貴島」。
扉はすりガラスになっており、外からは中の様子が見えない仕様に。
でも黄色いパトランプが回っていれば空いてますよって印。
先ほど冒頭にて「ありました」と過去形で書いたのには理由があります。
実は先日こちらの店主のお父さん、
毎日お店の二階で寝てらっしゃるのですが先日火事にあわれ
今はお父さんもそしてこのお店もなくなってしまいました。
キッチン貴島さんに関しては
本当に常連さんに愛されたお店でネットでもかなり情報が少なく、
このたびお父さんへ追悼の意を敬して書かせていただきます。
厨房を囲むようにL字型に造られたカウンター席はいつ訪れても常連さんで満席。
訪れても満席だったりお父さんの体調がよくない日には閉店していたりと
断られることもしばしばでしたが、
それでも何度も訪れたくなった不思議なお店。
メニューはこんな感じ。
新鮮なお造りなんかも限定で入っていたりしたなあ。
メニューにないおすすめの料理はお父さんのかりに常連さんが「今日はこれ食べた法がええで」って教えてくれたり。
毎回内容は少しずつ変わってましたが兎にも角にも圧倒的ボリューム。
あきにはマツタケが入っていることも・・・
お値段いくらだと思います?
正解は900円。
酒場らしくおでんだってありました。
おっきいおでんネタ。
わかざきの天ぷらがあったことも。
そして、日曜日はお父さんの握ってくれるお寿司が登場。
もちろん、皆さんオーダー。
新鮮な魚を口いっぱいほおばって。
少しガンコで癖のあるお父さんでしたが、みんなに愛される素敵なお父さんでした。
もう行けないのかあ・・・と思うと寂しくなりますが、
心の中にキッチン貴島さんをそしてお父さんを刻みつつこれからも素敵な酒場に出会う旅を続けます
。
ご馳走さまでした!
ー 店舗情報 ー
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