【大阪・上本町】ミシュラン2つ星、大阪を代表する鮨の名店・原正
出会いって不思議なもので。
どれだけ出会いたいって思っても出会えなかったり、出会いたいって思ってなかったのにめちゃめちゃ頻繁にであったり。
例えば飲み屋。
この人はすごく会うよなーとかこの人は絶対同じ店にいってるのになっかなかあわないとかね。
またちょっと話は違いますが今日は会いたいなーいきたいなーと思っていて漸く機会の巡ってきたお店『原正』さんのお話。
ミシュラン2つ星を獲得されている大阪を代表する鮨の名店のひとつです。
【外観】
高級感漂う外観。
谷町九丁目から上本町へ移転されたのですが、移転に伴いかなりがっつり改装。
結構お金をかけられているとかなんとか…
【店内】
カウンターの奥側で大将が、手前で二番手の方が着々と次の準備。
手元の見えるカウンターに、待たせないよう次の展開を見据えて準備していく姿にみとれながら華麗な手さばきで用意されていく魚の数々に心の準備も進める。
店内に入ってやはりか…と。
自然と小声で話してしまうような空気感。
カウンター席は9席から12席に増えたそうで、まだ木の香り漂いそうな白木。
背面にあるクローゼットに服や荷物をしまって着席します。
【テーブル】
朱色のお盆に箸、薄貼りグラス。
そして膝掛け。
この日は20時半からで2回転目だったのですが、さすが予約困難店、自然と埋まっていく予約カウンター。
【蒸鮑】
まずは蒸し鮑から。
火を通すとなんでこんなにやわらかくなるのかなぁ。
いつも思う貝類の不思議。ルネサンス。
【煮蛸】
続いてたこ。
少し味付けて煮られたたこ。
柔かだし飲み込むのがもったいない。
鯛を切り出したから次は鯛なんだなあ・・・とわかるのも嬉しい。
【黒龍】
ビールを早々に呑み終えて日本酒へ。
【鯛】
ほら、やってきました鯛。
湯引きされている皮つき。
【鰹】
奥側の大将が用意されていた鰹も続いて到着。
脂の少ない時期なのでお刺身で、逆に戻りの時期は炙ったりするそうです。
【真鰯の梅煮】
目の前に現れた瞬間思わず「ちっちゃ!」と声を出してしまった鰯。
こんなに小さいのに一匹一匹丁寧に内蔵をとったり頭をとったりと下処理済。
味付けは梅干しのお塩のみ。山椒の香りが加わって優しい味わい。
【本ミル貝醤油焼き】
おっきなミル貝の塩焼き。
貝ひも部分も串焼きになっていました。
ここでやりがちばチェイサービール。
自分の前をみれば欲張りなのがよくわかる笑
【美丈夫】
おまかせで美丈夫。
【蛍烏賊】
はち切れそうな蛍烏賊。
串にさして焼いていたのかな、ラインダンスしてるみたいにきれいに整列。
味噌が濃厚で口の中から脳内へ幸せ細胞が登っていく~
【カウンター中】
こうやって日本酒とつまみを頂いている間にカウンターの中では次の準備。
そろそろ握りがくるな、とこちらも心の準備。
【のどぐろ】
まだあったつまみ!
きれいな脂ののどぐろ。
身がふわふわ。
【春キャベツ】
箸休めの春キャベツはゆでたことで甘味が増してる。
【がり】
がりは別皿にて。平がり好きだな。
心も机も握りを迎える準備万端。
【握り】
It’s show time!!
【剣先烏賊】
ねっとりとした烏賊。シャリは小さめですっと喉を通っていきます。
【タイラギ貝】
なにかなと思ったのはたいらぎ貝。
薄く切られた状態で食すのは初めて。少し固めの食感が適度に残ってる。
【漬鮪】
漬け鮪は醤油につけられたことでねっとりと絡んでくる味に。
【鮪】
中トロのような赤身。
【鯛】
つまみでも頂いた鯛を握りで。
【小肌】
これ!酢締めの塩梅が好みだった。
青魚って昔そんなに好きじゃなかったのに。
【八海山】
大吟醸酒。
アル添えしているのできれいなまとまりに。
【鯛とのどぐろ出汁のおすまし】
握りの間に椀物。
出汁は鯛とのどぐろでとっているんだって。
【海老】
鮮やかな赤色。
【煮蛤】
ふっくら煮られた蛤にゆずがアクセントになってほろける~
【蝦蛄】
味噌つきの蝦蛄。
ひとは見かけによらないとかよくいうけど蝦蛄も見た目によらない!うまい!
【雲丹】
あっというまに溶けてなくなった雲丹。
【日高見】
日本酒もどんどん進みます
【煮穴子】
ほんのりあたたかな煮穴子。
甘タレは甘すぎなくって煮穴子の旨味引き立たせるよいわき役。
【ネギトロ巻き】
ねぎととろじゃなくてトロを包丁で叩くことを「ねぎる」っていうから「トロ」を「ネギる」で「ネギトロ」。
手渡しで。
【巻き寿司】
〆は巻き寿司。
玉子とかかなあ・・・なんて思っていたのでちょっと驚き。
お酒も結構飲んでひとり21000円。
贅沢なひととき、ご馳走さまでした!
ー 店舗情報 ー
◆店名:原正(ハラショウ)
◆電話: 06-6773-5518
【定休日】水・日
【営業時間】
【店舗所在地】大阪府大阪市天王寺区上之宮町3-30
この記事へのコメントはありません。