【大阪・住之江公園】住宅街にぽつりと現れる角打ち・村井酒店

中加賀屋の角打ち、村井酒店さんへ。

北加賀屋の中でもあまり目立たない酒屋のたちのみ。

店内は会議室に使うようなテーブルに椅子が４つほどおいてある程度の
ほんっとにこじんまりした角打ち。
先客のお父さんがおひとりと、お店を切り盛りされているご夫婦が楽しそうに会話してらっしゃいました。

その横にいれていただくことに。
まずは呑みものからセレクト。私は缶ビール、お連れ様はハイリキレモンを。

カンパーイ

店内の様子

あてはといいますと。
椅子の後ろ側に小さいホワイトボードが。
トマトをお願いすることにしました。

それと目の前にあった乾き物の中から懐かしのイカフライを。

ざっくざくパリッパリの食感。
いかの風味もいいなあ。久々食べたけどやっぱりおいしい。

テーブル席の裏側もどうなっているのか気になってみにいってみると
お酒や調味料の販売をしてらっしゃってなんとも酒屋らしい光景。

レジ裏のバックヤードがちょっとした料理スペースになっているようで
料理をオーダーするとお母さんがそちらにイン。
しばらくしてトマトがでてきました～

塩をふりかけると甘さ２割増。
トマトってアルコールの分解にも役立つそうで、
ほんとうかうそかわかりませんが私は信じているのではしご酒の途中のどこかで
冷やしトマトかトマトジュースを使ったアルコールをいただくように心がけています。

『アルコール共和国』の看板。
コミュニケーションが円滑になり関係が良好になったりアルコールとうまく付き合えれば強い味方。
あくまでうまく付き合えれば・・・・苦笑

ここでずーーーーとだんまりだった先客のお父さんが急に
「塩とってくれんか」と一言。

ずっとタイミングを見計らってくださっていたのでしょうか。
その一言をきっかけに会話がスタート。

大手薬局に勤めていた話。
奥さんが１０年前に先立たれてしまってとても寂しい話。
お父さんの紡いできた歴史をききながらしっぽりしみじみ。

途中、お父さんがキリンクラシックラガーのロング缶をご馳走してくださり
お返しに吞んでいらっしゃったさつま白波の水割りをプレゼント。

素敵な出会いに感謝しつつお会計。
お父さんお元気で。

ご馳走さまでした！

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